税の相談

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2008/04/22 6:37:23|税金雑学
認定NPO法人
 認定NPO法人とは、NPO法人のうち運営組織及び事業活動が適正であること、並びに公益の増進に資することにつき一定の要件を満たすものとして国税庁長官の認定を受けたものをいいます。
一定の要件の主なものは
 ① 総収入金額に占める寄付金等の割合が20%以上
 ② 事業活動に占める共益的活動の割合が50%以上
 ③ 役員又は社員のうちに占める親族等の割合が3分の1以下
 ④ 役員、社員又は寄付者等に特別の利益を与えないこと
 ⑤ 事業費総額に占める特定非営利活動に係る事業費の割合が80%以上
 ⑥ 受入寄付金を特定非営利活動に係る事業費に充当する割合が70%以上
 ⑧ 設立の日以降1年超経過していること   
 などです。
  また、認定NPO法人には税の面から次のような特例があります。
 ① 個人が認定NPO法人へ行った寄付金は寄付金控除の対象となります。
 ② 法人が認定NPO法人へ行った寄付金は一般の寄付金に係る損金算入限度額とは
  別に限度額がありますので、最大で通常の2倍の損金算入ができます。
 ③ 相続財産を認定NPO法人に寄付した場合は、寄付した相続財産は課税対象から
  除かれます。
 ④ 認定NPO法人が収益事業から得た利益を非収益事業に使用した場合、これを寄付
  金とみなして一定の範囲で損金算入ができます。





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