男と女

　僕の茶臼山千日回峰行８６９回目の今日は、楽々コースから中の急登に抜けるＢ２ルートからでした。
　時々霧雨が降る湿っぽい天候で、山頂から下界は霧で全く見えませんでした。
　帰りには、わらびと木耳（きくらげ）それに飼い主さんがもういらないという筍を採って来ました。
　美味しそうな筍を見ると、つい採りたくなるのです。

　ホームセンターでは、茄子や胡瓜、トマト、西瓜などの苗が並んでいました。植え付けの季節です。今日は、茄子と胡瓜の苗を６本ずつ買いました。
　苗を買ったのは良いのですが、イノシシ対策をしなければなりません。外周にはネットを張ってあるのですが、どこから入って来るかわからないので、ミミズを掘りにくくするために畝を竹で囲みました。
　今日の農作業は、茄子と胡瓜の植え付けでした。収穫は、スナップエンドウと春菊、三つ葉でした。

　先日採って来たコシアブラが、飼い主さんの手で天婦羅にされました。
　山菜の女王と言われるだけあって美味しいです。

　先日、宮崎の人の記事で見たイペー（コガネノウゼン）の花、今日こちらにもありました。南米産の花のようですが初めて実物を見ました。とても珍しいですね。

　「新婚さんいらっしゃい」の司会をしていた６代目の桂文枝師匠（桂三枝）が、自分は８０歳になったと言っていました。
　８０歳と言えば、自分もあと５年、遠くない歳になってしまいました。
　茶臼山では、８８歳になるＹさんを始めＨさん、Ｎさん、Ｆさんなど８０歳を過ぎても毎日元気に登っている人を何人も知っています。８８歳のＹさんなど、背筋をピンと伸ばして、僕と違わない速さで登って行きます。
　山に登っているから元気なのか、元気だから山に登るのかはわかりませんが、とにかく元気です。一方、病院で出会う人達は、８０歳よりずっと前だと思うのに、猫背で歩くのも大変そうです。
　これからは、自分がいつどうなるかわかりませんが、８０歳になっても元気で山に登っていたいものです。