くさびら紀行

日ごろの興味をもったキノコ・植物・歴史町並み等を書きとめます。
 
2010/05/28 19:39:14|川越
川越の一番街「滝島家住宅」市指定文化財
川越の一番街の街並みは、江戸で完成した最高の商家形式の土蔵造りといわれてます。その店舗は今も店蔵として生きてます。
滝島家住宅は屋号を「熊重」と称し、酒類販売を営む二代目滝島重蔵を建主として、明治28年11月に大工棟梁高柳鉄五郎によって上棟された。今も酒屋の「熊重」と呼ばれ親しまれています。
敷地は旧南町と旧多賀通りが交差する北側の角地(上中央)で、川越の一等地にあります。この敷地条件に適合させるように下屋(母屋から差し出して造られた屋根)庇(げやひさし)を店蔵から矩折れ(かねおれ)出しております。店蔵は二階建て切妻造り。外観は全体的に質素で、外壁を漆喰の剥離を防ぐために銅板で巻いているのも質素な味わいです。また、二階の観音開扉も簡素な銅ぶきになっています。*矩折れとは曲尺のように直角に折れた状態。





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