カツマタクラス

 
2017/07/01 1:42:38|その他
真夏のサンタクロース
歳をとると涙もろくなっていけない。
何時だったか、大好きな「サワコの朝」という番組で、前川清さんが言っていました。だから戦争ものはあまり取り上げたくないと思っています。仕事なので仕方がないのですが。
その授業の初めに「先生は生徒とお金とどっちが大切なのですか?」と質問されました。比べられないものを比べようとすることに世の中の問題のほとんどがあることを、頑張って説くことになりました。その時のお話です。

何時(いつ)だったか、アメリカのニューヨークタイムスに園児が手紙を書いた。サンタクロースって、ほんとうに、いるんでしょうか?世界一の新聞社が答えたよ。「サンタクロースはちゃんといる」って。
いないと思うことに問題があるんだ。お金に替えられると思ったら替えられてしまうんだ。世の中がそういう考えに縛られつつある。ものの価値は人によって違う。読んで考えてみたらいい。

なんと翌日、ある生徒がその本を持ってきてくれました。それで分ったこと。ごめんなさい。タイムスではなくて「ニューヨーク・サン紙」に載った文章でした。アメリカで8歳の子供が通う学校を日本語なんと訳すべきかは分りませんが、年齢も日本なら小学生というべきでした。今回のお話、まずはお詫びが一番のイイタイコトです。

二つ目。なぜ比べられないものを比べようとする世界ができたか、ということです。多分、お金のせいだと思うのです。モノとモノの交換(いわゆる物々交換)では煩わしくて(わずらわしくて)仕方がない。だから、お金が出来ました。それを最もひどく、何でもお金に替えてしまおう、というのが資本主義です。私たちはそういう社会に生きているのです。しかし。交換できないものを人は必ず持っている。誰もが必ずかけがえのないものを持っている。私はそう信じます。
自分の中の(自分が持っている)かけがえのないものは何か。一度ゆっくり分別してみることが大切なのではないでしょうか。時々そう思います。