カツマタクラス

 
2026/02/05 8:00:00|その他
どうか、の願い
昨夜やっと投票用紙が届いた。ネットで調べろというのだろうが、今までにない遅さである。全く他者のことを顧みていない。正直に分析したことをしゃべっているのだろうが、その言動が何を招くかも考えにないと思う。人の意見を聴きすぎてもいけないのだろうが、カナダの首相の方がよっぽどすごい。どうしても今、選挙することがいいとは思えない。「中道」は半減するそうだが、それでも意思表示は変えずに行きたいと思っている。それは以下のことが心にあるからだ。

先日、ウクライナでロシアが占領した土地での様子を紹介したNHKのドキュメンタリー特番をみた。ガザやパレスチナ自治区でイスラエルが行っていることと全く同じ光景がもっとひどい形でもっと大規模に行われている様子を見せられて、耐えられないほどつらかった。あれが本当なのだと思った。これでは何十年たっても穏やかな土地になることはない。旅行者として行く分には問題がないのだろうが、とても住みたいとは思えない。それでもそこが故郷である人々にとっては、故郷であることに変わりはない。代えられないのだ。
ウクライナに入植している中にチェチェン人もいると放送していた。弾圧される苦しさを知っているはずなのに。こんなレベルではないのだろうが、ブルーハーツのトレイントレインが思いうかぶ。「弱い者たちが夕暮れ、さらに弱いものを叩く…」
たとえウクライナが国土を回復したとしても、かつて、満州やポーランドで起こったことが、これらの地でも行われるのだろう。ナチスに協力したと丸坊主にされ、市中を引き回されたポーランド人女性の映像もあった。私だって、もし日本で同じことが起こったら、領土回復の際、侵略者やその協力者に同様の復讐を絶対にするだろう。アウシュビッツで生き残ったイスラエル人が、故郷に戻ったら、新しい住民が新しい街を作って通りでさえ別の名前になっている姿に、絶望している映像を見たこともある。80年前と全く同じことを繰り返しているのである。
それでも、話し合いによって妥協点を見出し、「平和」を作らなければいけない。さらなる殺戮と暴力を避けるためである。指導者と呼ばれる人々に必要な超人としての能力のことを考えると、選ばなければいけないことの苦しさに身もだえしてしまう。「武力を持たない?」日本の首相は、世界でどう立ち回り、「平和」を作り出すのだろう。春秋戦国時代の斉が覇者であったとき、晏嬰は武を用いなかったらしい。それでもその数十年間、中華は安定していたという。今度の選挙で選ばれた首相は、日本の晏嬰となれるのだろうか。